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バルセロナのミシュランレストランでランチ - Disfrutar
バルセロナには

おいしいレストランがありすぎて、


どこに行こうか、

何を食べようか、

決めるのがホント難しい!



さすが美食の国、
スペインです。



当然、ほとんどは
予約が取れないお店なので

まずは片っ端から連絡。


やっぱり人気店は
数ヶ月前から取らないとダメですね。

キャンセル待ちで
なんとか取れたランチの枠。




ミシュランひとつ星レストラン、

Disfrutar。(ディスフルタール)





このレストラン、すごいんだよー。

世界一予約が取れない
レストランとして有名だった、

エル・ブリ(elBulli)。

バルセロナの北、
ジローナはロザスにあった
ミシュラン3つ星レストラン、
2011年に惜しまれつつも
閉店しちゃいました。

そのシェフたちが2015年に
新しくオープンしたお店が、
この、Disfrutar。

おいしいに決まってる!!!


スペインに行くなら
絶対絶対絶対
行きたかったお店だから
ランチでも入れて光栄です。

お腹ペコペコで行くよー!




ああ、入り口の写真がない。
興奮し過ぎー。

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入り口中から外を見た景色。

ここはちょっと暗めのインテリア。


入り口外観は
スペインらしい色使いと
テクスチャがカワイイよ。


お店に入って右にバーカウンター席。
その先にテーブル席がいくつかあり
そのまま進むとキッチンに突入。

キッチンの中を通り
ダイニングルームへ。


カウンター席なら
若干予約は簡単だけど、
(空いていればウォークインでもOK!)

どうせなら
絶対絶対ダイニングルームへ。
雰囲気が別世界です。






たらーん。

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明るい!開放感!


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まずは冷え冷えのスパークリング。


テーブルに着くまでちょっと待ったので、
その間にどうぞ、とお店からのサービス。

さすが星付きレストラン、サービス良し!


もちろん、キッチンを通る際は、

シェフやアシスタントの皆さんが
フレンドリーに挨拶してくれます。

こういう演出もワクワクしてステキ。





デザインのひとつひとつがスバラシイ。

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ドリンクメニュー。




ささ!22品のランチコース始まるよー。

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パッションフルーツのフローズンカクテル。
空気とアイスの融合でふわっふわ。

目の前で挽いたコーヒー豆の
ほろ苦い香りとラムの甘い香りが絶妙。
このカクテルだけでも飲みに来たい!

夏のバルセロナの太陽の下、
ランチにぴったりのスターター。


このお店、
絶対ちゃんと覚えておきたいから
全部しっかり書くよー。
長くなるよー。

お腹が空いてる人は要注意!






ライチのジンゼリー添え ローズに乗せて(下)

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フローズンライチを
バラの花びらのスプーンでいただきます。

粒状になったジンがバラの花びらに触れ、
バラ本来のやさしい香りを自然に引き出す
とっても繊細な一品。

まずはジンを。
そして、ライチ。
またジン。

フローラルで上品な香りがスバラシイ。





ビーツのスフレ。さっくさく。

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”大地から飛び出してきたビーツ”
黒ゴマのベッドが大地を表してます。

味はもちろん、
目でも楽しめるモダンスパニッシュ。
最高ー!





開けるのワクワクする!

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塩マンゴーと
トンカ豆とウィスキーのウォルナッツ塩キャラメル

甘じょっぱくて香り高くて繊細で
とっても複雑な味!





なにやらスゴイ事が。

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さすが名門エル・ブリの
血を引くレストラン。

モダンスペイン料理=
分子科学料理と言わしめた、

得意の分子科学料理が
どんどん出てきます!
まさにエンターテイメント!

すごいよ!モダンスパニッシュ!

ちなみに分子科学料理
(分子ガストロノミー)とは
液体窒素などを使って、
お料理を泡状や球状にしたりする
科学的観念から作るお料理。

最近はいろんなお店で
見かける機会も増えたよね。





今回、コース料理に
ワインのペアリングもお願いしたよ。

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ソムリエさんがとっても丁寧に
ワインの説明とサーブをしてくれます。

絶妙なアドバイスやテイスティング、
お料理がますます引き立つ。

そして何よりも
サーブがとてもプロフェッショナル。





Disfrutarオリーブ
マンダリンフラワーのエッセンスを添えて

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出ましたーー!
エル・ブリ オリーブ!



ここではもちろん、
Disfrutarオリーブと呼んでいるけれど、
あの世界を驚かせたelBulliのオリーブです。

名門elBulliが生み出した液体オリーブ。
球状オリーブとでも言いましょうか。

こちらも化学反応を
うまく利用してつくられた
分子ガストロノミーならではの一品。



アルギン酸やらキタンサンやら
手順はなにやら難しいけど、
ざっくり言うと

ココアバターで作られた球の中に
液体オリーブオイル。

口に入れた瞬間とろける食感。
フレッシュなオリーブオイルの
絶妙な風味とあと引く塩気。

まさに新食感!

世界一のオリーブ消費国、
スペイン料理には欠かせない
一品です。



elBulli 無き今、
ここでその遺産を楽しめるとは
とってもとっても光栄です。

この球状オリーブ、
バルセロナのいろんなレストランで
大活躍だったよ。
(特許とか取ってないのもいいじゃん♪)

ベガスのスペインレストランでも
見かけたし、
世界のスペイン料理を
変えた衝撃の一品なのです。






イディアサバルチーズのミルフィーユ

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先ほどのモクモクしてたドリンク、
アップルサイダーと一緒に。


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イディアサバルは
スペインバスク地方のひつじのミルクのチーズ。

ちょっとスモーキーな苦みが
ひつじのミルク独特の酸味に合うー!
甘くないけどデザートの様な一品。

なんと言っても美しい。
ふーーっワインに合うっ。






揚げ卵黄にマッシュルームジュレを添えて

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カリッふわっの食感が最高。

トロトロの黄身と
ワイルドマッシュルームジュレが
最高のマリアージュ。ふーっう。






"Ceviche Deconstruction"

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直訳すると、
”解体された魚のマリネ”。

解体されたと言うだけあって、
お魚の原型は無し!

ピリカラ甘いロコトペッパーのソルベが
クリーム状になったアンコウのソースに合う合う。

ほんのり酸味とオリーブオイル、
こんなにクリエイティブなセビチェ、
始めて食べたよー。





科学者の様な手つきで調理してくます。

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”我らのマカロニ・カルボナーラ”


もうここまで来ると
お料理というよりも、芸術作品。

クリエイティブ過ぎるーーー。

写真じゃわからないけど
このマカロニ、透明なんです。


ゼラチンがベースになっていて
ぷりぷりの新食感。
炭水化物制限の人にもうれしいね!

カルボナーラと言うだけあって、
もちろんイベリコハムと
パルメザンチーズ、
仕上げにトリュフオイルのアクセント。

そりゃーおいしいわー!





まだまだ続くよ!

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飲むサラダ
トマトのポルボロンと
アルベキーナオリーブキャビア


飲むサラダは
キュウリのガスパチョ的な。
ビネガーの酸味と
ほんのり苦みがお口直しに最適。
バケツでください。


ポルボロンは
口に入れるとホロホロと崩れ落ちる
新感覚ムースとでも言いましょうか。

美しいキャビアのような粒状の
アルベキーナオリーブオイルは
品種改良された栽培品種なだけあって
香りが強くて濃厚な味わい。

トマトのパウダーと一緒に
口の中で溶け合うと、
一瞬本物のキャビアのような風味が。
恐るべし化学反応。





Langoustine in "suquet" / Cappuccino "suquet"

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スペイン料理に欠かせない、
ランゲスタイン(アカザエビ)のシチュー。


”Suquet”にダブルコーテーション ( " )
がついてる辺り、さすがカタルーニャ人!

Suquet(発音:スケ)は
シーフードシチューなんだけど、
カタルニアの郷土料理なのです。

カタルニアLOVEのカタルニア人。
常にカタルニア強調するのを忘れません!

エビはぷりぷり、ニョッキはもちもち。
さっぱりソースが絶妙です。


カプチーノのスケットは
海鮮シチューな要素はあまり見当たらず。
しょっぱ苦いムース?
何入ってるのか聞いたけど忘れちゃった。






フォアグラとコーンのタタン。

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球状の疑似コーンが目を引く
これまた美しい一品。
分子科学、大いに楽しみます♪

コーンの甘みと
フォアグラがもう濃厚過ぎて、
ワインおかわりー!







Pibil style pigeon

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Pibilとは、
メキシコのユカタン半島の
お料理なんだそう。

ちょっとスモーキーで
甘酸っぱいソースに
ピジョン(食用鳩)の赤身があう。

あんまり食べる機会ないけど
鳩って鴨肉に似てるよね。

ソースが秀逸。








Pigeon bonbon


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鳩ボンボンって
なんだかすごい名前だな。

鳩のペースト(主にフォアグラ)。

ここに来てまたまたフォアグラ!?
攻めてるなぁ。
スペインだなぁ。


実はGame Bird があまり得意ではないー。

いわゆる狩猟鳥たち。
鴨とか鳩とかうずらとか、キジとか。
鴨鍋はスキなんだけど、
他は普段好んではあまり食べない。

久しぶりに食べてみたけど、

フォアグラからの鳩肉、
そして、鳩のフォアグラへ。

この流れは
Game Birdファンじゃないとツライよ。


これだけ続くとさすがに
Gamy(鳥獣臭)感が出てきてやっぱりダメ。
ミシュランレストランでもダメ。

赤ワインをくださいー!
バケツでくださいー!







マンゴソルベのサンドイッチ

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もっちりマンゴのソルベが
シュワシュワのカルダモン風味の
メレンゲとあいまってナイス食感。

マンゴの爽やかさと
カルダモンのスパイシーな風味が
お口直しにスバラシイ!

さようなら鳥獣たち。







まだまだ続きます。


さすがに書き疲れてきた。
読んでる方も疲れるね!


けど、ここからは
女子お待ちかね、
デザートゾーンです!






チーズケーキコロネ。

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チェリーのソルベが乗った
チーズケーキ。

コロネもラズベリーでできていて
甘ずっぱさ2倍。

クリスタルなミントの
カリカリ食感が良いアクセント。

ひとり2つください。






Chocolate peppers, oil and salt

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なんともスペインっぽい!

猛烈お腹いっぱいの今、
若干、食欲失くす色使いではあるけれど、、、

ゼラチンで作られたペッパーの中には
ホイッピーで口溶けの良いチョコレートが。

オリーブオイルとお塩が
絶妙な甘じょっぱい感を出してます。







こちらが登場。

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Lagavulin 16 Year

スコットランドからスコッチ。
シェリーオーク使用のシングルモルト。



”手のひらを出して。” 
と言われ、んんん??

出した手のひらにウィスキーを数滴。

”手をこすってまずは香りを楽しんで。
次にその香りと一緒にこちらのデザートをどうぞ。”


スパイシーでスモーキーな
スコッチの香りにうっとり。

一気に世界が変わる、アロマテラピーマジック。



Tarta al Whisky

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スコッチの香りに包まれて、
ほんのり柚子な香りの
バニラビーンズクリームと一緒に
いただくデザートは、

フローズンエッグカスタードと
ヘーゼルナッツオイルキャンディ。


いやーもう、こういう
インタラクティブなの大スキです。

ウィスキー
たまご
クリーム
ヘーゼルナッツ
シュガー

これらウィスキータルトの材料を
ひとつひとつ異なるピースにして
それぞれの食感、香りを層にして楽しむという、

彼らが得意とする
"Deconstruction"の極みを、デザートでも。

ブラボー。






Cotton of cocoa and mint

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とうとう最後のデザート!


ミントなコットンキャンディーが
ココアパウダーで覆われて、
まるで本物の木綿の実のよう!

レストランから突然
自然の中にトリップしたような
不思議な感覚に。

本物の木綿の実に紛れてる
コットンキャンディ。

どれが食べられるの??と
手に取るのを思わず躊躇してしまう位
リアルによくできてます。


ふわふわの綿あめとミントの香りが
とってもリフレッシングで
目にもお口にも最後にふさわしい一品。

ごちそうさまでした!



ひとつひとつのお料理に
相当なこだわりと業と愛を感じる、
アイデア満載の楽しいコースでした。

器のセレクト、盛り付け方、
サーブの仕方にもこだわりがいっぱいで
五感で楽しめるのがスバラシイ。


あーーー
おいしかったーーー。







最後に甘めのリースリングをデザートワインに。

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キュートなテラスでいただきます。


大きなソファー席があって広々、
とってもゆっくりできるテラス。

この空間を楽しむには
ランチが正解かも♪


おいしいお食事の後に
この一時、最高だー。




こんなスペインぽい風景もイイ。

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店内は空っぽ。

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所要時間3時間と
かなりゆっくりなランチなのに、
その後もテラスでまったりする人々。

うんうん、分かるよ、その気持。
ここを離れたくないよねー!



お店の名前、”Disfrutar”は
英語で "Enjoy"
楽しむ、という意味。

まさにその名の通り、
エンターテイメントを
楽しんだかのような満足感で
お腹も心もいっぱいの贅沢な時間でした。


これが一つ星レストランとは
恐るべしスペインの食レベル。

今後、星が増えて
もっと混んじゃう可能性大なので
早々に行っておきたいレストランだなぁ。

今度はちゃんと早め予約して
ぜひディナーで伺いたい。

ディナーメニューは王道のセビチェや
お寿司(風)などシーフードが
豊富になっててますます魅力的です。




スペインの食の旅、

まだまだ続くよ♪




Disfrutar
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ミシュラン3つ星レストラン 元祖エル・ブリのお料理ギャラリー

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[2017/10/24 19:00] | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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